みなさんこんにちは!
おさマネです😌
「開催中止決定!」何が?と申しますと。
クラシックピアノ好きな方はもうご存知だと思いますが、今年は3年ごとに行われている、浜松国際ピアノコンクールが11月12日~29日の間、開催予定でした。
私も是非是非、セミファイナル、ファイナルは行きたーいっ!と思っていたのですが、やはり6/3開催中止が決定してしまいました。
はぁ、心の中では「中止かな?」とは思っていたのですが、いざ、決定してしまうと本当に残念でなりません。
浜松国際ピアノコンクールといえば、こちらの小説。
恩田陸さんの傑作「蜜蜂と遠雷」。
直木賞と本屋大賞のダブル受賞作品。
映画化もされましたね。
物語は、芳ケ江国際ピアノコンクールに挑む4人のピアニストの葛藤や成長のお話です。本の題材、国際ピアノコンクールの取材のため、第6回から執筆が終わっていた第10回まで作者の恩田さんは浜松国際ピアノコンクールに何度も何度も足を運ばれたそうです。
私の叔父はもう退職してだいぶ経ちますが、浜松のYAMAHAでグランドピアノの試作の仕事をしておりました。
子どものころから何度も行った浜松の風景が、蜜蜂と遠雷を読みながら何となく、ここはあそこかな?とか、マサルや亜夜、ジンが3人で行った浜辺は浜名湖のどこかなのかな?とか、ピアノコンクール、ピアノ曲以外にも楽しく読ませてもらった作品です。
今年は浜コンが開催されたら、絶対に行きたいと思っていたので、4回目の蜜蜂と遠雷を読もうと思ってましたのにー。
でも、まだまだコロナの落ち着かない状況、仕方ないですね。
私よりもこのコンクールを目指し、どれだけの練習を重ねて来たのか、どれだけの時間を費やし、努力をしてきたのか、その若いピアニストさんたちの事を思うと、本当に胸が痛くなります。
早くコロナが終息し、国際的なコンクールだけではなく、いろんなピアノコンクールが普通に聴衆の前で行われる日が来る事を、切に願うばかりです。
そして、やっぱり「蜜蜂と遠雷」4回目、読みまーす。
読む度に、違った思いや感情がわき上がります。
0コメント