みなさんこんにちは!
おさマネです😌
クラシックコンサートあれこれ~。
②は拍手についてです。
実はこの拍手のタイミングが、クラシックコンサート初心者にとっては、1番難しいと言われているんですよねー!
聴いている方々が「素晴らしい!」「素敵な演奏!」と思っても、勝手に拍手はタブーなんです。
ジャズなどは1曲の演奏の間に、見せ場や聴かせどころ?などで演奏者さんを大きな拍手で称賛しますよね。
演奏者さんの方から、ジェスチャーで拍手を求められることもあり、大変盛り上がります!
でも、そこはクラシックコンサート、暗黙のルールがあるのです。
演奏者さんが舞台に登場してきたら拍手👏
曲が終わるまで拍手はしません。
最後の1音までしっかり聴いて、一瞬の静寂のあとに拍手👏
オーケストラの場合は指揮者が指揮棒をおろした後。
ピアノやヴァイオリンのリサイタルでしたら、演奏者が演奏する態勢から解放されたあと、とでも言いましょうか?
楽章と楽章の間での拍手はNG。
楽章のある曲や組曲形式の曲は、全曲が終わってからです。
1曲の中に、「第1楽章」「第2楽章」「第3楽章」という区切りがあります。その全てが終わってからですね。
例えば、クラシックに興味がない方でも知っているこの交響曲。
ベートーヴェンの「交響曲第5番 ハ短調 作品67」。
日本では「運命」と呼ばれ、冒頭の♪ジャジャジャジャーン♪で有名な曲です。
この交響曲は、
第1楽章 Allegro con brie
第2楽章 Andante con moto
第3楽章 Allegro atacca
第4楽章 Allegro-Presto
で構成されてますので、第4楽章の曲が終わり、指揮者が指揮棒をおろすまで拍手はしません。
オーケストラなどは、大きなホールでのコンサートが主ですが、ピアノの比較的小さいサロンコンサートなどでもこのような構成の曲の演奏も多いです。
長田で言いますと3月に行われたピアノのソロコンサートで演奏したベートーヴェンのピアノソナタ第15番「田園」作品28ニ長調。この曲も第1楽章~第4楽章で構成されています。
長田のYouTubeチャンネルでも視聴回数の多い、こちらのプーランクの3つのノベレッテ。
4月のソロコンサートでも、やはりお客様に好評でした。
この曲も、第1番から第3番までで「3つのノベレッテ」という1曲です。
と、言うように先ずプログラムを見て、第1番から3番まで4番までなどある曲は、「最後の曲が終わってから」に気をつけましょう!
間違えて拍手をしてしまうと、ちょっと気まずかったりしますよね笑
そして、こんなにいろいろ書いてから、最後にこんな事を言ってしまいますが、「回りの人が拍手👏してから、拍手👏する!」のが1番間違えがないですね!笑笑
プログラム最後の演奏が終了したら、今まで以上に大きな拍手👏👏👏で称賛します!
スタンディングオベーション!と拍手の嵐!
「ブラボー」のかけ声は、今はコロナ感染に繋がってしまうので、どこのホールでも最初にアナウンスで禁止と伝えられます。
クラシックコンサートでは、盛大な拍手がアンコールの意味と同じです。
本当に素晴らしいコンサートの後は、手のひらも腕も痛くなるほど、皆さん盛大な拍手で称賛致します!
クラシックコンサートは、とってもキラキラした素晴らしい夢の世界ですよ!
今回は「拍手って?」でしたー!
次回はコンサートのマナーについて、書いていきましょうか。
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