こんにちは、こんばんは、ピアニストの長田翔一です!
先日のYouTube動画「きらきら星変奏曲」で弾いていたピアノは、ドイツのベヒシュタイン。
世界三大ピアノの1つです。
1853年に、カール・ベヒシュタインによってベルリンで創業されました。
ベヒシュタインといえば、リストとドビュッシーでしょうか。
リストはあまりにも激しくパワフルな演奏をするため、当時のピアノでは耐えきれず、一晩の演奏会で何台もピアノを壊してしまったそうです。
それを見たカールは、激しい演奏にも耐えられ、かつ繊細な演奏にも対応出来るピアノを開発。
後にリストは「28年間、貴社のピアノを引き続けてきたが、ベヒシュタインは最高のピアノだった。」と述べたそうです。
ベヒシュタインを「透明感のある音色」と例える人が多いそうですが、ドビュッシーは、クリアに音を重ねられるので、ベヒシュタインがお気に入りだったと言う話も聞きます。
そして、ドビュッシーは「ピアノ音楽は、ベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」と言う言葉を残しています。
この高い評価によって、ヨーロッパ各地に支店や音楽ホールを開き、王室御用達となるほど、高い名声を誇り、世界三大ピアノの1つと言われるようになったんですね。
僕は今回の、きらきら星変奏曲の撮影以外に、以前東京芸術センター天空劇場でベヒシュタインを弾いた事があります。
僕のベヒシュタインを弾いてみての感想は、とってもまろやかで木の温もり、のような音がするなと思いました。
でも、音と鍵盤の反応はとても良く。トリルや細かい音がとても弾きやすかったです。
かなり欲しくなってしまいネットで値段を調べてしまいました😎
今回も最後まで読んでくださり、有り難うございました!
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